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丹沢山-神奈川県の山 丹沢山-神奈川県の山 お目当てはシロヤシオ お目当てはシロヤシオ 【丹沢山のシロヤシオ】
コース(タイム)塩水橋(5:55)ー堂平ー(8:20)丹沢山(8:30)ー堂平ー(10:27)塩水橋
《山概略》
舗装された林道歩きがしばらく続く。途中、重機が置かれていたのは崩落の復旧工事は行われているのだろう。林道の分岐があり直進の本谷林道は通行止めの立て看板がある。右手の塩水林道に進み、橋を渡った。 林道は続き、右手の塩水川に沿って歩く。左手に真新しい堰堤がある。丹沢の谷は至る所で堰堤が見られ、崩落も多い。林道沿いにはヤマツツジの花が時折見られ、単調な林道歩きの癒しである。 林道が左にカーブするところの右手に山道があり、ガードレールの支柱にワサビ沢出合と書かれている。地図を見ると林道のショートカット道があるようだ。その山道に入っていった。少し進むと左手に尾根を登る取り付きがあるので、そこを登る。けっこうな急斜面で、そこを登り切ると再び林道に出る。
林道を右手に少し行くと登山道入口で、丹沢山まで2.9kmの指導標がある。階段を登って山の中に入ると、そこは植林帯。手入れはされているようで明るい森林帯だ。時期的にもそろそろヒルのでそうな場所のため注意していたが、ヒルが登山靴を這い上がってくることはなかった。 尾根を登っていくと堂平のブナ林の中へ入る。堂平は丹沢の中でもブナ林の美しい場所のひとつだ。新緑に光が透けて気持ちの良い森である。ときどきミツバツツジのピンクの花も現れる。
天王寺尾根と合流すると、シロヤシオが咲いていた。今回のコースでシロヤシオが咲いていたのはこの場所だけだったが、盛大に咲いていた。尾根を登っていくと道は木道の階段になる。一歩一歩登っていくと展望が開けて、岩場のテラスに出る。右手には丹沢三峰の山並みが見え、振り返ると緑に覆われた丹沢の山塊が見える。
木道はしばらく続き、三峰の稜線に出る。ここまで来ると、丹沢山のピークは目の前だ。緩やかな斜面を登っていくとみやま山荘前の広場に出る。まずは山荘でスタンプを押さなければならない。スタンプは小屋の前に置いてある。 丹沢山山頂は少し南側の奥にある。日本百名山丹澤山1567.1mと書かれた道標がある。この日は晴れていたが、展望は霞んでいてよく見えない。丹沢山の山頂はいつも曇っている印象がある。山荘前の広場に戻り、テーブルに腰掛け少し休んでから来た道を戻った。
下山は天王寺尾根を下りたかったが、崖崩れのため通行止めで、思いっきりロープで通せんぼをしていたため通るのをあきらめた。一昔前のそれ程やかましくない時代だったら、無視して下ったところだ。 早い時間の下山のため、まだ登ってくる人は多い。すれ違うときは必ずと言っていいほど、「咲いていましたか?」と聞いてくる。どうやらこの合い言葉はシロヤシオのことを聞いているようだ。この時期に丹沢山へ来るのは、シロヤシオが目的である人が多いことが分かる。
登って来た道を忠実に戻り、塩水橋に戻った。時間はまだ10時半と早い。早朝に行動したので半日登山となった。路肩には駐車の列ができている。車での帰りは県道を奥に行き、ヤビツ峠を越えて自宅へ向かった。来週は大山へ行き、丹沢スタンプラリーが完成する。
Camera:CANON PowerShot S100
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