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大山-日本三百名山 大山-日本三百名山 新緑の大山大賑わい 新緑の大山大賑わい 【人で賑わう大山山頂】
コース(タイム)大山ケーブルバス停(7:54)-女坂-(9:20)阿夫利神社下社-(11:12)大山-(13:47)蓑毛越-(14:50)蓑毛
《山概略》
《大山へ》 大山ケーブルでバスを降り大山へ向かう。空は青空が広がるが、ガスが多いので、山頂からの眺望は期待できそうもない。ぞろぞろと舗装道を歩き、右手の商店街へ入っていく。まだ朝が早いためか、店はほとんど開いていない。奥の方で何店舗か営業していただけだ。 ケーブル乗り場を通過する。ケーブルもまだ運行開始前のようで、数人が並んでいた。登山道は男坂と女坂に分かれるが、左手の女坂の方へ進む。男坂は一貫とした登り坂だが、女坂の方は途中に大山寺や、道中七不思議があったりとイベントがある。
大山寺は、「関東三十六不動札所第一番霊場雨降山大山寺」とも呼ばれる。実は今回の山行計画は三度目で実現している。二回の企画は雨のため中止となっていた。これも雨降り山の御利益だったのだろうか。
大山寺に続く急な階段は、緑が美しいところだ。秋は紅葉が綺麗で、夜間ライトアップもされる時期もある。階段を上りきったところにある大山寺で参拝し、広くはない境内を散策した。 大山寺の後ろに続く登山道を進んでいくと、ケーブルが動き始めたらしく音が聞こえてくる。そして上から空のケーブルカーが降りて来た。 石段を登っていくと男坂と合流し、その先に茶屋の並ぶ広場がある。ケーブル駅も近いので人も多くなる。仲間の2人が早くも茶屋で何やら食べている。山頂までまだ半分も来ていないというのに。
茶屋からまだ新しい階段を上り、大山阿夫利神社の前に出る。振り返ると伊勢原の町並みが一望でき、江の島も見えるはずなのだが、この日は靄がかかっている。大山神社の社務所では、丹沢フリーきっぷを提示すると、お守りがもらえる特典があった。この日は大山キャンペーンが行われていたのだ。 神社で参拝し、社殿の中にある湧き水の大山名水を飲み、片開きの門から大山の山頂に向かった。門をくぐる際、事実上の入山料である100円を賽銭箱に入れ、自分でお祓いをした。 登山道は老若男女多くの登山者が登っている。昔から歩かれているだろう登山道は、それほど急でもなく、歩きやすい。樹齢500年を越えるという夫婦杉を通過する。途中ベンチやテーブルがある度に休憩する。
青銅でできた鳥居をくぐると山頂は近い。ふたつ目の鳥居をくぐるり、振り返ると富士山が見えるはずだが、この日はガスが出ていて良く見えない。登山道から数メートル離れたところに鹿がいて登山者がしきりと写真を撮っている。メスのまだ若い鹿だが、すっかり人間に慣れているようだ。
歩き始めから3時間あまりで大山山頂(1,252m)に到着する。山頂の標柱の前では記念撮影の列ができ、至るところで人が休んでいる。大山には何度も来ているが、これほど混んだのは初めてだ。山頂から一段下がったところで空いた土地を見つけ、昼食休憩した。 下山は16丁目まで表参道を下り、右手の蓑毛越の方へ進む。途中、女人禁制の碑がある。かつて女性は下社までしか入れなかったようだ。
蓑毛越から蓑毛までは裏参道と呼ばれている。こちらはほとんど人が歩かれておらず、静かな山歩きができる。この辺りは、関東ふれあいの道の「大山参り蓑毛のみち」に指定されている。ふれあいの道は山頂へは行かずに下社から日向薬師までの比較的楽なコースだ。 蓑毛のバス停に到着し、次のバスまで5分ほどの待ちだった。蓑毛のバス停は30分に一本はバスがあるので、あらかじめ時刻を調べておく必要もない。ほとんどのバスが始発なので、バスは早めにやってきた。
下山後は予定通り、東海大学駅近くの天然温泉さざんかへ。今やほとんどの客が登山者となった温泉だが、丹沢に来たときはここしか選択肢がない。汗を流したあとの生ビールが至福のひとときである。 帰りの小田急線で随時解散となる。自分は横浜なので比較的近い方だ。遠くは千葉から参加してくれた人もいた。今回の大山は山の経験者には何てことはない山だが、初心者にとっては結構きつく、筋肉痛になったようだ。
Camera:CANON PowerShot S100
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