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渋沢丘陵から弘法山へ-神奈川県の山 渋沢丘陵から弘法山へ-神奈川県の山 丹沢を一望する丘陵へ 丹沢を一望する丘陵へ 【渋沢丘陵からの丹沢】
コース(タイム)秦野駅(10:37)-(11:27)震生湖-(12:40)秦野駅(13:15)-(14:16)権現山-(14:52)弘法山-(15:50)さざんか(18:10)-(18:18)東海大学駅前駅
《山概略》
《渋沢丘陵へ》 駅前には荒井湧水というわき水があり、水路を流れている。丹沢山の恵みだろうか。このあたりは地下水が豊富で古来より水に困ることはなかったようだ。駅前通りの突き当たりを左に曲がる。この交差点には信号がない。 川に架かる橋を渡り、道は上り坂になる。県道との交差を右に曲がり、ガソリンスタンド集中地帯を通り過ぎ、上町という交差点を左折する。渋沢丘陵は目の前で、丘陵に向かって坂を登っていく。少し登っただけで振り向くと丹沢山を見渡すことができる。 指導標に池窪の大悲観音というのがあり、気が引かれたが震生湖の方へ進んだ。すでに渋沢丘陵の稜線を歩いているが、道は舗装道路である。右手に丹沢が広がり、正面には富士の姿も見えてくる。
震生湖の方へ下り、トイレのある駐車場に出る。この駐車場はいつも満車である。湖は釣り人が多いのでその車だろう。湖の右の方を歩き、雑木林の中に入った。林の中では間伐が行われていて、チェーンソーで激しく切り倒していた。 斜面を登って再び丘陵の上に出て峯坂と言うところを歩いた。地図上で三角点のあるところまで行こうとしたが、三角点のあるところは私有地で立ち入り禁止となっていた。渋沢丘陵歩きはここまでで、秦野駅の方へ引き返した。 駅までは来た道と違う所を歩き、いまいずみほたる公園の前を通り、今泉名水桜公園を通り抜けた。いずれも住宅街の中にある水に関わる公園だ。
秦野駅まで戻ると、ちょうど昼食時なのでガード下にいくつもある飲食店で腹ごしらえをすることにした。21日が割り引きデーという「かついち」でトンカツ定食を頂いた。昼食を終えると再び歩き始める。次の目的地は弘法山である。
《弘法山へ》 秦野駅の北口を出発し、川沿いの道を歩いた。弘法山は数百メートル先に見えている。後でわかることだが、ここで見えているのは弘法山ではなく権現山だった。弘法山周辺にはいくつかのピークがあり、弘法山は一番奥にあるのだ。その権現山の左を回り込むように進んでいくと、県道沿いに弘法山公園入口と大きく書かれた道標がある。 橋を渡り道なりに進むと山への登り口がある。階段状によく整備された登山道を上った。この日初めて登りらしい登りだ。雑木林の紅葉はすっかり終わっているが、ところどころで名残は残っていて真っ赤な紅葉を見ることができた。
つづら坂をひと登りすると、祠のある広場に出る。そこからは緩やかな尾根で、さらに広い場所に出る。山頂らしくはないが、ベンチやあずま屋があり浅間山という道標が立っている。 道は車道と交差し、再び登りとなる。駐車場がありここからは関東ふれあいの道となるようだ。坂を登っていくと六角堂の展望台が見えてくる。
六角堂があるところが権現山の山頂で、周辺は広場となっている。周りを散策し、作りたて(移築)の平和塔や三角点、野鳥観察ボードを見て回り、六角堂の上へ登った。展望台からの眺めは良く、秦野の街並みや丹沢が見える。しかし富士山はすでに雲に覆われていて見えなかった。
権現山から弘法山までは広い遊歩道となる。このあたりは散歩をしている人も多い。奇妙なフクロウの像の前を通り、緩やかな階段を上っていくと神社の境内で、そこが弘法山の山頂のようだ。山頂なのになぜか井戸がある。 弘法山の山頂で一休みし、南東の尾根を下った。雑木林を抜け、住宅街の中を歩き、東海大学前駅をかすめて最後の目的地である天然温泉さざんかに到着する。この日はたいして汗もかいてないが、湯でゆっくり暖まり、食堂でプチ忘年会となった。
Camera:CANON PowerShot S100
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