TOP > 関東ふれあいの道 > 三浦・岩礁のみち
三浦・岩礁のみち-関東ふれあいの道
三浦・岩礁のみち-関東ふれあいの道
岩礁の道を歩いて三崎港へ
岩礁の道を歩いて三崎港へ
【岩礁のみち】
○山行情報 | ||||
日程 | 2025年4月19日(土) | |||
山名(山域) | 三浦・岩礁のみち(南関東) | |||
入/下山地 | 松輪バス停/宮川町バス停 | |||
メンバー | 林夫妻、関野、福島 | |||
行動時間 | 4時間6分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
10.7km | 68m | 85m | ---歩 |
○コース(タイム)
松輪バス停(9:54)-白浜毘沙門天-(13:13)盗人狩-観音山-(14:00)宮川町バス停
《山概略》
「関東ふれあいの道」(正式名称:首都圏自然歩道)は、関東地方の自然と文化をつなぐ長距離ハイキングコース。総延長は約1,803kmで、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県にコースが設定されている。今回の「三浦・岩礁のみち」は神奈川県の起点となるコースで、三浦半島の松輪バス停から三崎港までを結ぶ東京湾に面した海岸線を歩くルートでる。
《アプローチ編》
このコースは16年前にも単独で歩いている。今回は4人で歩くことになった。集合は京急三浦海岸駅に9時。事前に京急マグロきっぷを購入し、お得に今回のハイキングを楽しむこととした。三浦海岸駅からはバスに乗り、20分ほど揺られて松輪バス停で下車する。今回歩くコースでは、この松輪バス停が最高標高で、50mほどである。
《三浦・岩礁のみちへ》
バス停からバスが来た道を少し戻った三叉路に関東ふれあいの道の案内板がある。三叉路を右に曲がり、大浦海岸へ向かう。周りは青葉が広がる畑で、この知の名産である三浦大根を育てているようだ。青葉の根元に太い大根が見えている。もう収穫しても良さそうな大きさだ。
間口漁港の中に入ると関東ふれあいの道の誘導標識があり、剱崎に向かう。リスがちょろちょろと動き回っているが、台湾リスだろうか。
海岸線の岩礁沿いにルートが続く。強い日差しの元で、日焼けを気にしながら歩く。足元には色とりどりの花が咲いている。
剱崎と書かれた石碑の前を通過し、鳥居のある祠の前を通過する。誘導標識は江奈湾へと変わる。この先落石注意で、高波の時は迂回するよう注意書きがある。前回来たときは打ち付けるような波で、迂回したような覚えがある。今回の海は穏やかだ。
岩礁のみちは歩きにくい。引き潮なのか、ところどころに潮溜まり(タイドプール)がある。時間があれば中を観察したいところだが、先は長いので通過するだけである。
一面ハマダイコンのお花畑を通り、間口漁港からの道は舗装道になる。アシ原のある江奈湾を回り込み、坂道を上り白浜毘沙門天方面へ進む。このあたりも周りは畑ばかりだ。毘沙門天の石碑を左に曲がり、道なりに進む。道路脇には何本ものパイプが突き出ているが、何らかのガス抜きでもしているのだろうか。
道は下り坂になり、左手に白浜毘沙門天がある。三浦七福神のひとつで、応安元年(1368年)妙謙和尚により開かれ、毘沙門天は行基の作だという。
道は再び海沿いの岩礁となる。海っぺりの潮が満ちたら水没しそうな道は、丸太状の飛び石がありバランス良く進む。一度舗装面に出て、そこではヒジキを干していた。誘導標識は盗人狩を示すようになる。
岩礁の道に戻り、うねるような硬い岩礁の上を歩いていくと盗人狩という岩の断崖の前に出る。昔盗賊が追われて、この崖まで来たときに、足がすくんで動けなくなり、たやすく捕まったことから盗人狩と名前が付いたそうだ。
岩畳を更に進み、観音山の脇を進み、マリーナが見えてくる。そこを回り込むようにルートが続き、車道に出る。坂を登っていき、宮川町の集落に入るとバス停がある。三崎港まではまだ距離があるが、今日の歩きはここまで。タイミング良く、数分後には三崎港へ行くバスが来たのでそれに乗り込む。
三崎港でハイキング後のお楽しみ。マグロきっぷの食事券で海鮮丼をいただき、お土産券は漁港の売店でマグロのカマを頂く。
Camera:CANON EOS M6