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大楠山-神奈川県の山
大楠山-神奈川県の山
鍋を担いで山頂へ
鍋を担いで山頂へ
【山頂展望台から富士を望む】
○山行情報 | ||||
日程 | 2022年12月24日(土) | |||
山名(山域) | 大楠山(三浦半島の山) | |||
入/下山地 | 衣笠城跡BT/前田橋BT | |||
メンバー | 林夫妻、萬濃、山地、大冨、嶋田、中田、福島 | |||
行動時間 | 5時間19分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
8.7km | 360m | 380m | ---歩 |
○コース(タイム)
衣笠城趾バス停(10:01)-衣笠城址-大畑橋-(12:06)大楠山(13:39)-(15:19)前田橋バス停
《山概略》
大楠山は神奈川県にある三浦半島における最高峰の山で標高は241m。山頂の広場には展望台が立ち、その上からは関東や相模湾を一望することができる。交通の便が良く、週末には多くの人がハイキングで訪れる。関東百名山の一つでもある。
《アプローチ編》
大楠山は何度か訪れているが今回のコースは初めて歩く道である。京急の横須賀中央駅に9:30集合で、8人が集まる。駅前から道を隔てた向こう側の5番乗り場からバスに乗り衣笠城趾で下車する。衣笠城は衣笠山の近くにあり、鎌倉時代に三浦氏の拠点となった城だが今回そこへは行かない。
《大楠山へ》
衣笠城趾のバス停から交差点の地下通路を通って右手に渡る。このあたりは衣笠ICの近くで道は広く交通量も多い。住吉トンネルをくぐり、太田和街道入口交差点を左に曲がる。交差点の山側には衣笠城追手口遺址と書かれた石碑がある。
住宅地の坂を上り、大善寺入口の前を通過する、右手にありんくりんの森というたまごを売る店が有り、その先から山道となる。特に道標などないが道は整備されている。階段を降りて、横横道路にかかる歩行者専用の橋を渡る。
舗装道路を道なりに進み、ようやく大楠山方面と書かれた指導標が現れる。車止めを越えると大きなゴミ処理施設がある。その前に綺麗なトイレがあるので小休止する。トイレの蛇口からはお湯が出ていたそうだ。焼却熱で暖めたお湯だろう、ずいぶんささやかな熱利用だ。
トイレを回り込むようにハイキングコースは続き、施設の土手を上っていく。フェンス沿いの道は眺めが良い。ゴミ処理施設の裏手から山道になり、頂上まであと1.3kmとうっすらと書かれている。
鉄塔の下を通り、塚山公園からの道と合流する。ここからはかつて歩いた道だ。ゴルフ場のフェンスに沿って道は続き、階段状の急な登りとなる。山頂直下では道は二手に分かれるが、階段230段のコースを進む。カエンタケ危険の掲示があるが、これまで見たことはない。
階段を上りきると大楠山の広い山頂(241m)に出る。さっそく山頂にある高さ20mほどの展望台に上がろうとしたら、立入禁止だった。風が強いためだろうか、それほど強くはないが。ビューハウスの屋上には上がれるので、そこで周りの景色を楽しむ。富士山や横須賀港の猿島などがよく見えた。
今回大楠山へ来たのは山頂で鍋をするためだった。風が心配されたが、それほど影響はなく皆で美味しく鍋を頂いた。山頂では1時間半ほど過ごした。
大楠山山頂を出発し、前田橋へ降りていく。少し下がったところに灯台が有り、その隣に展望台がある。こちらは立入禁止ではなく上まで上ることができた。山頂より低い位置だが見通しはよく、横浜のビル群や、富士、三浦半島の荒崎あたりを見わたすことができる。
山道を黙々と下り、前田川まで下るとバス停は近い。橋を渡ると、運慶作仏像を発願した和田義盛ゆかりの正行院というお寺がある。大河ドラマの影響か、三浦一族に関わる案内板が多い。
川に沿って道を進むとやがて国道134号に出て、目の前が前田橋バス停である。バスの便は比較的多く、逗子駅までバスに乗る。駅近の中華料理屋で反省会をし、解散となった。
Camera:CANON EOS M6