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金勝アルプス-滋賀県の山 金勝アルプス-滋賀県の山 見所満載、滋賀の低山 見所満載、滋賀の低山 【岩が林立する稜線】
コース(タイム)上桐生駐車場(11:24)ー(12:28)狛坂磨崖仏-(13:23)天狗岩-(14:04)鶏冠山-(15:04)上桐生駐車場
《山概略》
《金勝山へ》 駐車場のトイレに「金勝山ハイキング」のパンフが有り、ルートが分かりやすく書かれているので、これを頼りに歩くことにした。駐車場を出て左へ進む。駐車場の入口にもハイキングマップの掲示板がある。治山の森としてコースが整備されているのだろう。 平地の林道をしばらく進む。柵で仕切られた右手にはキャンプ場があるようで、子供の団体が来ていた。奥に行くと川が有り洒落た橋が架かっている。橋の上から左手にオランダ堰堤なるものが見える。石組みの堰堤で、水が滝のように流れている。 橋を渡り左の方へ進み、モルタルの道を歩く。するとパイロンで道が塞がれている。まさか通行止めかと思ったが、張り紙をよく見ると入山規制が解除されたと書かれていた。先の台風21号で影響があったようだ。パイロンの先には逆さ観音がある。岩に彫られた観音様が上下逆になっているのだが、岩が転がって逆さまになったのでは無いだろうか。 舗装道を道なりに進み、新東名の下のトンネルをくぐる。数十メートルのトンネルは真っ暗闇で、正面の光に向かって行く。
道は徐々に荒れてきて、沢を徒渉すると山道となる。雨上がりの山道はぬかるんで、滑らないように気をつける。倒木を除けながら進と出合に出る。そこから左手の狛坂線という道に入る。 雨の影響か何度か徒渉して登っていくと岩だらけの場所に出る。道の真ん中にガマガエルだろうか、大きなカエルが陣取って動かない。道にはいよいよ倒木が多くなり、やがて狛坂磨崖仏の前に出る。大きな岩に何体もの仏様が彫られ、よく見ると周囲のあちこちの岩にも同様に彫られている。奈良時代後期の渡来系工人によるものだそうだ。このあたりには明治まで狛坂寺があったようだ。
磨崖仏から先は石段の登りとなる。巨岩の脇を通りながら登っていくと稜線の上となり、見晴らしの良い国見岩に出る。琵琶湖や比良山系の山並みが見えている。先日登った蓬莱山も見えているはずだ。しばらく眺めを堪能してから稜線歩きを続ける。大きな岩が積み上がった重ね岩の前を通り、突き当たりの分岐を左の白石峰方面へ進む。すぐに白石峰というピークに立つが、周りは樹林に覆われ眺望は無い。
白石峰からは左右に道が分かれるが、どちらも多くの見所があるようで、指導標には多くの地名が書かれている。予定通り、左手の鶏冠山方面へ進んだ。巨岩の間の細い道を下り、耳岩のあたりでは岩の上に登って眺望を眺める。大津や草津の町並みや新名神高速道路を見下ろすことができる。金勝山はこのあたりの稜線がクライマックスなのだろう。巨岩が突き出た天狗岩など素晴らしい景色が広がっている。道は天狗岩の基部の峰まで続き、真下から見上げることもできる。上からロープが伸びていて、それを伝って登ることもできるようだ。
鶏冠山に向かって見通しの良い下りが続く。樹林帯に入ると、落ヶ滝の分岐を通過し、登り返すと鶏冠山の山頂(490.9m)となる。金勝アルプスの最高峰では無いが、主峰の一つだ。しかし、三等三角点は有るものの樹林に囲まれ眺望は無い。ベンチ等も無く休憩適地では無いので、短い滞在で奥の道へ下山する。少し下ると見晴らしが良くなり、下界にレース場のようなものが見えている。考えてみたらここは栗東、競馬のトレセンでは無いか。良く聞く地名だが初めて見ることができた。さすがに馬が走っているところは見えなかった。トレセンの奥に見える富士のような山は三上山だろうか。
いろいろと眺めを楽しませてもらい、尾根を道なりに進んでいく。ヤセ尾根を進むと落ヶ滝線への分岐があるが、上桐生バス停と示された道の方を直進する。落ヶ滝と言うのも見てみたいが、今回は断念。駐車場の方へ向かう。道は北谷林道に変わり、舗装道を歩いて行くと左手に駐車場がある。更に進むと砂地の道となり、車止めのロープを越えると元の駐車場の裏手に到着する。 下山後の温泉は、草津市のイオンモールにある水春と言うところへ向かった。街中のスーパー銭湯で混んでいたが、更に続く帰省ドライブに向けてリラックスすることができた。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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