|
TOP > 丹沢の沢 >モミソ沢
モミソ沢-丹沢 モミソ沢-丹沢 最後に立ちはだかる岩の大棚 最後に立ちはだかる岩の大棚 【深い谷が続くモミソ沢】
コース(タイム)大倉(9:15)-モミソ沢-大倉尾根-(13:23)駒止茶屋-(15:25)大倉
《山概略》
《モミソ沢へ》 風の吊り橋を渡り、戸川林道を歩く。この時期は道の脇にほとんど花が咲いていない。4月5月であれば写真撮影に忙しく、なかなか前に進まないくらいである。今回は長い林道をひたすら歩き続けることになる。 林道のほぼ中間地点が竜神の泉である。ここで一口飲んで力水とする。いつもは車で水を汲みに来る人がいるが、この日はいなかった。新茅荘を通り過ぎ、新茅ノ沢の手前で左下の水無川へ降りていった。
水無川は水量も多く行きよい良く流れている。少し下流では学生だろうか、沢の準備をしていた。その後彼らは本谷の方へ行った。我々も沢のほとりで沢靴に履き替え、懸垂岩の左手にある、狭い沢の流れ口に向かった。モミソ沢は秘密基地の入口のように遠目では分かりにくい。岩に挟まれた狭い沢に入っていくと小滝が連なり、徐々に谷が広がっていく。大雨が降ると鉄砲水が襲いかかってくるような場所で、沢は倒木や流された枝で荒れ気味である。
狭い滝をいくつも超え、水量が空くなる頃に登りにくい岩壁があり、残置ボルトにヌンチャクを引っかけて強引に登る。初心者の同行者にはザイルがあった方がいい場所だ。
水流は一度はなくなるが、登っていくと再び現れてくる。その水流も涸れてくると大棚という大きな岩壁が現れる。登れないことも無さそうだが、大事を取って左側へ巻いた。リードロープでもあれば登っていたところだ。
大倉尾根の直下は這いつくばるように登ることになる。上の方では尾根を歩く人たちが見えている。やっとの思いで登りついたところに指導標があり、塔ノ岳まで1時間30分と書いてある。塔ノ岳には登らず、そのまま大倉尾根を下った。大倉尾根はまだ登ってくる人も多く、数日前の台風の影響か、見晴らし茶屋のすぐ後ろで大木が倒れていた。 大倉のバス停に到着すると長い行列ができていた。しかし、バスは2台やって来たのでタイミング良く座ることができた。渋沢駅までは熟睡である。 渋沢駅から東海大学前駅で途中下車し、定番のさざんかへ向かった。このところ登山道や山小屋でこの温泉の宣伝をよく見かけるが、その成果もあってか最近山ヤの姿をよく見かけるようになった。
Camera:CANON PowerShot S100
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |