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瓶ヶ森-日本三百名山 瓶ヶ森-日本三百名山 石鎚山を望む眺望の山 石鎚山を望む眺望の山 【瓶ヶ岳山頂から石鎚山を望む】
コース(タイム)駐車場(7:54)-(8:33)瓶ヶ森-(9:42)西黒森-(10:32)駐車場
《山概略》
《瓶ヶ森へ》 駐車場に到着した時点で他に駐まっている車はなかったが、登山準備をしていると1台車がやってきた。豊川の男性で山の旅をしているそうだ。伊予岳まで縦走するらしく、かなりの長丁場の歩きだ。 駐車場はいつの間にかガスに覆われ、今まで見えていた石鎚山がすっかり見えなくなった。そんな中で出発した。駐車場の奥に道があり、瓶ヶ森自然休養林案内図がある。ササの道を少し登ると林道のすぐ横に登山口がある。 石畳の登山道を進むとすぐに分岐があり、直進すると氷見二千石原だが右手の男山方面へ向かう。瓶ヶ森は男山と女山の二つのピークがあるようだ。ガスで眺望のきかないササの道を上っていくと徐々にガスが薄れ、左手に石鎚山が見え隠れする。テラスのような場所に出るとはっきり見えるようになり、氷見二千石原のササの草原や瓶ヶ森ヒュッテの赤い屋根も見えてくる。
テラスからさらに登ると、小屋があり仮設トイレが立っている。そのすぐ先が男山だ。国土地理院の地図には何の印もない場所である。氷見二千石原からの登山道と合流している場所でもある。山頂には祠があり、石鎚山の眺望が素晴らしい。 男山からは緩やかな登りが続き、目の前の丸い山頂である女山を見ながら歩いて行く。右側の斜面からはガスが涌いてきている。瓶ヶ森は山全体がササで覆われているようで、周りは常にササだ。
稜線からの風景を楽しみながら歩いて行くと、女山への分岐があるので左へ進む。ササに挟まれた小道の先に先ほどから見えていた岩場の広い山頂(1896m)がある。眺望は360度の大絶景で、この山域の山がほとんど見えるようだ。
しばらく山頂で休憩し、西黒森へ向かう。先ほどの分岐まで戻り稜線を進む。眺めの良いつづらの急坂を下りで、山肌に伸びる林道が眼下に見える。谷間にはまだ多くの雪が残っているので、冬期には林道が閉鎖されるのも理解できる。足下にはスミレやショウジョウバカマの花が咲いている。
林道すれすれまで下り、吉野川源流碑近くから登り返しとなる。源流碑は戻ってからよく見ることにし、先へ進む。道は稜線から山肌のトラバース道に変わる。振り返ると瓶ヶ森の山容が見え、今降りてきた道がつづらのジグザグになっているのがよく分かる。 西黒森の分岐からは、稜線に向かって直登となる。ササの小道を登りきり、道なりに左の方へ行くと突き当たりが西黒森の山頂(1861m)である。ガイドブックには眺望が良いと書かれていたが、樹林に囲まれ眺望はない。
西黒森山頂の狭い空間で休んでいると、駐車場で会った人が追いついてきた。しばらく話し込んでからトラバース道まで下り、伊予富士まで行く彼とは別れた。自分は来た道を戻る。吉野川源流碑からは、林道に降りてそのまま駐車場まで歩いた。 駐車場に着く頃には、かなりガスが深くなってきた。予報ではこのあと雨になるようだ。おばちゃん4人組が軽自動車でやって来たが、天気が悪いのでこのまま引き返すようだ。 車に乗り込むと、来たのとは反対の予佐越峠(よさこい)方面へ車を走らせた。温泉は土佐市で入るつもりだったが、眠気が襲い、途中立ち寄った道の駅に温泉ではないが風呂があったので、そこに入った。その後、足摺岬に立ち寄り、宿毛の道の駅で車中泊し、翌日の篠山登山に備えた。
Camera:CANON EOS 6D
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