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高尾山-東京都の山 高尾山-東京都の山 今年はがっかりシモバシラ 今年はがっかりシモバシラ 【尾根道でシモバシラを探す】
コース(タイム)大垂水峠(09:02)-一丁平-(11:00)高尾山-(12:30)琵琶滝-(12:55)高尾山口駅
《山概略》
《高尾山へ》 大垂水峠の道は国道20号線で、そこそこ交通量がある。バス停には歩道がないが、少し戻ると歩道があり、そこから右後ろのスロープを登る。スロープの上にある歩道橋の手前が登山口で、そこで態勢を整えてから山の中へと入っていく。 トラバース道を進むと、左手に石積みに囲まれた地蔵がある。さらに進むと林道に出て、鉄塔下に広場がある。そこで小休止してから階段状の尾根道を登って行く。その尾根道には、昨年シモバシラがあったことを確認している。南面の尾根なので、ありそうにないのだが、なぜかあるのである。
尾根を少し登って行くと、さっそくシモバシラを発見。初めて見るメンバーがほとんどで、今回の山行計画の面目が立った。結局この日のシモバシラはここで見られるだけとなるのだが、この時はこのあと行く本命の一丁平裏手のスポットを期待していた。
尾根を登りきったところが一丁平で、ベンチやあずま屋のある休憩地である。高尾山の主稜線なので人通りも多くなる。ベンチで湯を沸かして珈琲をすすりながら休憩する。せっかくなので展望デッキのあるピークまで登り、富士山方面の山並みを見たが、雲が多く富士を見ることはできなかった。しかし、特徴的な三角ピークの大室山はよく見えている。
一丁平を下り、高尾山の方へ進む。この時間帯はちょうど部分日食となっているはずで、太陽の方を見るが全く分からない。黒い下敷きでも持って来なかったのが悔やまれる。念のため写真を撮ったが、コンデジでは写る訳も無い。 高尾山ピークへの登り返しの所から道は三つに分かれる。いつもは真ん中の階段状の尾根を登っていくが、今回はシモバシラ保護区の左の道に進む。その入口にはシモバシラに関する注意事項が書かれた掲示板がある。 道を進んでいくと、いつもは人だかりがあるところに、人が全くいない。やはりシモバシラは無いようだ。注意深く右の斜面を見ながら歩くが無駄なことだった。そのまま高尾山のピークへ登っていった。 高尾山の山頂は相変わらず人だかりである。そのほとんどがシモバシラの存在を知らない人たちであろう。人混みを通り抜けて薬王院の方へ下る。薬王院ではその奥にある福徳弁財天に立ち寄り、洞窟の中で参拝。男坂を下り、琵琶滝コースを降りていく。
琵琶滝は水行道場のため近くまで行くことができず、遠くから眺める。琵琶滝からは沢沿いの谷間の道を進み、やがて舗装道に出て、ケーブル駅の横に出る。そのまま高尾山口駅の方へ行き、駅の裏手にある極楽湯がこの日のゴールである。温かい温泉に浸かり、食堂で小新年会を行った。
Camera:CANON PowerShot S100
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