週末は野山にいます


宮城県の山

▲栗駒山(2012.4.29)
▲泉ヶ岳(2012.4.30
▲船形山(2015.8.11
▲蔵王山(1998.8.4
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栗駒山-日本二百名山

栗駒山-日本二百名山

絶景の紅葉道は大渋滞

絶景の紅葉道は大渋滞

【紅葉に染まる栗駒山】

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○山行情報
日程 2022年10月1日(土)
山名(山域) 栗駒山(東北
入/下山地 いわかがみ平
メンバー 林夫妻、千葉夫妻、山地、岡西、大冨、嶋田、福島
行動時間 3時間25分
歩行 距離登り下り歩数
6.5km516m516m---歩

栗駒山マップ

○コース(タイム)

いわかがみ平(10:51)-中央コース-(12:49)栗駒山(12:58)-(14:16)いわかがみ平

 《山概略》
 栗駒山は東北地方の中央に位置し、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる標高1626mの山。9つの登山道があり、いずれも日帰り登山が可能となっている。最も短い時間で登れるいわかがみ平は、紅葉の季節にマイカー規制(2022年は9/24~10/16)が行われ、いこいの村跡地からシャトルバスでアプローチすることになる。

 《アプローチ編》
 前日は古川のホテルに泊まっていた。朝、新幹線でくりこま高原駅に移動する。ひと駅隣で9分しか時間がかからないが、料金は3,000円ほどかかる。この時期にくりこま高原駅を利用する客は多く、改札を出ると皆小走りにバス停を目指して、そこはすでに長い行列ができている。こちらは現地の仲間が車で迎えに来てもらうことになっているので、集合まで待合室で過ごす。
 集合は9:15で、総勢9名が2台の車に分乗し、かがみ平下の駐車場を目指した。その駐車場からはシャトルバスでかがみ平の駐車場へ向かう。駐車場やバスは無料だが、協力金として500円を任意で支払うことになる。




 《栗駒山へ》
 標高1113mのかがみ平の駐車場からは、一関方面にうっすらと雲海が浮かんでいる。山並みが見えるが北上高地だろう。駐車場から舗装道を少し登ると、道は東栗駒コースと中央コースに分かれる。中央コースは最短ルートで歩く人も多い。その中央コースを進んだ。
 振り返ると、駐車場ではシャトルバスだけではなく多数の観光バスが登って来るのが見え、多くの人が吐き出されている。栗駒山が最も賑わう時期であることを改めて感じる。
 中央コースの道は石畳で、ほぼ一直線の登り道である。行列ができているためぞろぞろとゆっくり歩く。紅葉の季節とは言え、気温は高めで暑いくらいである。
 道の両脇の低木樹林は紅葉している。写真を撮りたいところだが下山者とすれ違える程度の広さしかないので、停まると行列を乱すことになるのでできない。



 ようやくちょっとした広場に出て、休憩しつつ、山頂にかけての紅葉の眺めを堪能する。少し時期が早めなのだが色とりどりな見事な紅葉である。
 休憩後の再出発で、数名が体調不良で脱落することになった。熱射病のようだ。人気の山とは言え、山は山である、そう簡単には登らせてくれないようだ。帰りのシャトルバスの時間もあるので、下山も含め時間との闘いというところもある。
 低木樹林帯は終わり見通しの良い登りが続く。ナナカマドの赤い実や、シラタマノキの白い実、リンドウの青いつぼみなどがみられるようになる。東栗駒コースと合流するあたりで、さらに脱落者が発生。残りのメンバーで目の前の山頂を目指す。



 階段状の砂利道を登っていくと山頂に到着する。当然だが人で埋まっている。山頂標柱の前では、記念撮影のための行列ができている。休み場を求めて奥の方へ進むが、稜線の両脇も休憩者でいっぱいである。山頂に到達したはずの仲間も見失ってしまった。仕方が無いので、周りの写真を撮るだけ撮って下山する。



 帰りは一面に広がる紅葉を見ながらの贅沢な下山である。まだまだ登ってくる登山者は多い。この人たちは帰りのシャトルバスに間に合うのだろうか。最終便のリミットは15時である。
 いわかがみ平に下山し、無事全員合流する。シャトルバスでいこいの村跡地まで降り、この日の宿である三浦旅館へ向かう。栗駒山の登山口でもあり、山頂から下山することもできたのだが、3時間以上歩くことになる。車では山を大きく回り込むことになり、1時間はかかるところである。
 三浦旅館は国道398号の秋田県境の花山峠手前に有り、国道沿いの駐車場に車を止め、そこから山の中を歩いて10分ほどの所にある。建物のすぐ隣で湯浜温泉が自噴し、ランプの宿と言われるように、夜は本当にランプ一灯しか部屋に明かりはなかった。
 翌日は、細倉鉱山跡である細倉マインパーク、マガンやオオハクチョウが飛来する伊豆沼を見学して帰路についた。

○立ち寄り湯情報
湯浜温泉 三浦旅館★★★
準備中 場所:宮城県栗原市花山字本沢岳山1-11(TEL: 090-8925-0204[衛星])
泉質:単純硫黄泉
料金:500円・時間:8:00~19:00
営業:4月下旬から11月上旬
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS M6