週末は野山にいます


秋田県の山

▲鳥海山(1998.08.05)
▲森吉山(2010.08.10)
▲秋田駒ヶ岳
 (2010.08.11)
▲大潟富士
 (2022.11.26)
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明田富士山-秋田県の山

明田富士山-秋田県の山

秋田の富士から市街を一望

秋田の富士から市街を一望

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○山行情報
日程 2022年11月27日(日)
山名(山域) 明田富士山(東北の山
入/下山地 ホテルルートイン/秋田駅
メンバー 単独行
行動時間 2時間34分
歩行 距離登り下り歩数
8.0km55m48m---歩

明田富士山マップ

○コース(タイム)

ホテル(07:30)-(8:17)明田富士-(09:13)久保田城-(10:04)秋田駅

 《山概略》
 明田富士(みょうでんふじ)は秋田県秋田市にある標高35mの山。秋田駅から徒歩10分ほどに位置する。日本山岳会が日本一低い富士山として認定している。
 鎌倉時代、この地域に富士太郎という豪族の館が有り、この丘の山頂に富士権現を祭ったことから富士山と名付けられたようだ。

 《アプローチ編》
 昨日は日本一低い山である、大潟村の大潟富士を登頂していた。その日に泊まっていた秋田市内のホテルから直接歩いて明田富士へ向かった。
 《明田富士山へ》
 ホテルを出て南大通りを東へと進む。大通りと言っても片側一車線の道である。まっすぐ歩いて行くと線路と交差するが、明田地下道で線路をくぐる。少し歩いて交差点を右折する。正面には森のような丘が見えてくる。あれが明田富士山のようだ。




 道なりに歩いて行くと左手の富士山の麓に磯前神社と明田神社がある。神社の前に富士山史跡案内図があるので、登山口の場所を確認する。道は富士山を回り込むように続き、正面に太平川(たいへいがわ)が流れが見えてくる。秋田には三百名山の太平山があるが、その山が源流なのだろう。
 道は狭い舗装道となり、やがて左手に富士山登口が見えてくる。明田富士山の解説板もここにある。正面から撮りたかったが、狭くて下がることができず全体が写せない。アップとなるため、斜めから撮影することになった。



 登り口からは石段である。門をくぐって石段を登った。石段の両脇は民家である。少し登ると山道らしくなり、銀杏の落ち葉の絨毯道となる。
 赤い鳥居をくぐり、赤い縁取りの祠がある。左手にはテラスが有り、日本山岳会秋田支部の記念植樹の桜の木?がある。なぜか多くのタイヤが半分地面に埋められている。
     


 登山口から数分で広い山頂に到着する。山頂一帯には桜の木が植えられ、奥の方へ行くと屋根付きの祠があり、富士大権現が祭られている。その隣には、日本一低い富士山と書かれた標柱が立っている。三角点はないようだ。街側にはフェンスが張られ、秋田駅方面の街並みを一望できる。
 まだ時間が早いのか、周りに人は誰もいなかった。来た道を降りていき、引き続き久保田城へ向かった。明田富士を一周する形で歩き、秋田駅を通り抜けて千秋公園として整備されている久保田城へと入城する。遺構は御隅櫓しか再現されていないが、日本百名城の一つである。
 秋田駅へ戻り、いなほ8号で帰路についた。余目駅からは陸羽西線に乗り換えるのだが、新庄までの区間はバスで運行されている。トンネル工事のためらしいが、今後JRの地方路線はバスに置き換わって行くのだろうか。

○前泊の宿
ルートイングランティア秋田 ★★★
グランティア秋田 場所:秋田県秋田市中通5-2-1
TEL:018-825-5411
料金:1泊朝食 8,000円
大浴場:有り(温泉)
その他:スーパー健康ランド併設
Camera:CANON EOS 6D Mark II