上海放浪2001 |
地下鉄でホテルまで戻り、上海最後の夜は中華料理と外灘(ワイタン・バンドとも言う)見学。中華料理はタクシーでどこともしれぬ所に連れて行かれ、なぜかメンバーは9人となり円卓で舌鼓を打つ。食後は最初の6人で外灘へ向かう。 外灘周辺は車を停めることができないらしく、車中見学となったが、僕だけ降ろしてもらって、一人で外灘周辺を散策することにした。 【外灘】 外灘がライトアップされるのは土曜の夜だけらしい。この日がその土曜日で、黄浦江対岸浦東地区のテレビ塔を中心とした高層ビル群やこちら側の古い建物群が照明に照らされていてとても綺麗である。人出も最高潮でどこからこんなに人間が集まったかと思えるほど遊歩道に人があふれている。 人の波をかき分けながら遊歩道を散歩し、観光トンネルで浦東地区まで行こうと思っていたが、やはり人が多いのでやめることにした。南京東路を西に歩いて地下鉄でホテルに帰ることにした。 南京東路も夜の歓楽街と化していて、ネオンが光り輝き客を集めている。暑い夜で手にペットボトルを持っている人が多い。僕もペプシを買って(3.5元)水分補給。当初は地下鉄の人民公園駅まで歩こうかと思っていたが、けっこう距離があり途中の河南中路駅で力つきてしまった。その河南中路駅から地下鉄に乗り、人民公園駅で乗り換え、ホテルのある陝西南路駅まで戻った。 上海4日目。この日はもう帰るだけ。朝7時、ロビーに旅行会社のマイクロバスが迎えに来ることになっている。その前に朝食をとり、ホテルのチェックアウトを済ませる。初日と同じ10人乗りのマイクロバスが迎えに来て、まだ空いている高架道路をひた走り、あっという間に虹橋空港へ到着。90元の空港税(民航机場管理建設費)を払って空港の中へ入った。9:10のフライトまで時間があるので、残りの元でお茶を買えるだけ買った。空港の売店で売っているものはほとんど豫園商場で売っていて、値段も高いので空港に入る前に元は使い尽くしておいた方がいい。どうしても買わなければならない物は、円でもドルでもほぼ等価で購入できるので安心である。ところで上海市内には缶飲料の自販機は全く見かけないが、ここ空港の中で1台だけ設置してあった。それはポカリスエットの自販機で日本円しか使えず、一本(たしか)200円というプレミア付きのものだった。誰が買うんじゃい、といった感じ。 機内ではまたもやドリンク攻めで、続いて機内食が出た(さすが点心付き)。帰国した日本は上海と同じくらい暑くなっていた。
Camera:CANON Power Shot S10 |
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