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覗山-福岡県の山

覗山-福岡県の山

初詣ついでに近くの山へ

初詣ついでに近くの山へ

【丘のような覗山】

丘のような覗山

山行情報
日程 2016年1月1日(土)
山名(山域) 覗山(筑豊地方
入/下山地 行橋の実家
メンバー 単独行
行動時間 2時間40分
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.7km 200m 200m 13,000歩
覗山マップ

コース(タイム)

実家(11:55)-熊野神社-(12:40)須佐神社-(13:44)覗山-(14:35)実家

 《山概略》
 覗山は福岡県行橋市の長井浜海岸に近い小さな山である。標高は122mと低いが、中世には覗山城という山城も建てられた歴史のある山である。周防灘に面してはいるものの山頂は藪に覆われ眺望はなく、山頂付近に無線中継アンテナが立つのみで、特に見所はない。

 《アプローチ編》
 正月休みで福岡に帰省しているときに、初詣ついでに覗山へ行くことにした。初詣は今井の祇園さんこと須佐神社である。元旦のおせち料理を食べ、ちょうどお昼時に出かけた。ちなみに実家といっても住んだことはなく、覗山の周辺は不案内で初めての道が多いところである。


須佐神社の階段
【須佐神社の階段】
   農道を進みます
【農道を進みます】


 《覗山へ》
 須佐神社は北部九州を代表する祇園信仰の神社である。山城のように急な階段を登っていくと境内がある。本殿は大祖大神社と須佐神社の二つの神社がつながっている。これらでお参りし、神楽が行われている舞台の横を通って山道を下った。
 田んぼ沿いの農道を南の方へ歩いた。須佐神社には多くの人が来ていたが、この野道を歩く人は誰もいない。しばらく歩くと住宅地となり、道も舗装道を歩く。このあたりはiPhoneのマップを頼りに進む。やがて左の方に小山が見えてくる。山頂隣の少し低い位置にアンテナが立っているのが見える。

正面に覗山
【正面に覗山】
   登り口の車止め
【登り口の車止め】

 山の取り付きまではしばらく平地を歩く。このあたりは平野でアップダウンが全くない。交差点を左に曲がると正面に覗山が見える。山と言うよりは丘のようなモノだ。
 道が登り坂になるところには車止めがあり、進入禁止のマークがある。これは車が進入禁止で、人は入っても良さそうだ。付近の年寄りが、散歩道にしているのか、良く行き来している。舗装道を道なりに登っていくと目の前にアンテナが見えてくる。アンテナの下まで来ると、そこが国土交通省覗山無線中継所であることがわかる。無線中継所の先は行き止まりで、ベンチがあるだけだった。このあたりで山頂を示すモノは何も確認できなかった。そこで、登場するのがGPSである。覗山には三角点があるのでGPSでその位置を確認すると、少し戻ったところの藪の中にあるようだ。

上り坂の先にはアンテナ施設
【上り坂の先にはアンテナ施設】
   藪の踏み跡をたどります
【藪の踏み跡をたどります】

 アンテナ施設から舗装道を下りながら、左手の藪を確認しながら歩くと、かすかな踏み跡があった。木に赤いテープが巻かれているのが見えたので、ここが山頂への入り口なのだろう。その中へ入っていった。踏み跡に従って、徐々に高みへと進むが、なかなか荒れ放題で倒木もあり歩きづらい。何とか山頂らしき場所まで来ると、三角点を見つけることができた。標高121.57m、基準点名は覗山で二等三角点である。山頂の周囲は樹林の中なので眺望は全くない。三角点を確認しただけで来た道を戻った。

覗山三角点
【覗山三角点】
   平尾台を見ながら帰ります
【平尾台を見ながら帰ります】

 覗山から下りて実家へ帰る道は、田んぼの中の一直線の道である。正面には平尾台の山なみが見えている。このあたりは1000m弱の山で、まだ未踏の山も多い。帰省するたびにこつこつ登ることにしている。実家について一息ついてから、その日のうちに北九州空港から横浜の自宅へ帰った。

付近の山 簑島山(2014.1.1)、馬ヶ岳(2013.12.30)、御所ヶ岳(2012.8.13)

Camera:CANON EOS 6D

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