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湯坂路-神奈川県の山 湯坂路-神奈川県の山 鎌倉古道を下山する 鎌倉古道を下山する 【湯坂路をゆるゆる下る】
コース(タイム)湯坂路入口(9:18)-(9:39)鷹巣山-(10:03)浅間山-(12:05)湯本富士屋ホテル
《山概略》
《湯坂路へ》 湯坂路入口にはハイキングコース案内図があり、今回のコースを確認する。尾根伝いの単純なコースで、要所には指導標が充実しているので、道に迷うことはないだろう。道は広く明るく快適だ。コースは防火帯となっているので見通しが良い。 青空の下、ゆるゆると歩いて行くと、早くも最初のポイントに到着する。鷹巣城跡である。秀吉の小田原攻めの際に北条側が建てた城の一つである。史跡は何もなく、整地された広場のような場所があるだけである。鷹巣城跡は鷹巣山のピークで標高は834mとなっている。
尾根の下りが始まる。ほとんど下りのコースというのも珍しいが、小湧谷との分岐を通り過ぎると次のピークへの登り返しが若干ある。しかし、それほど登ったという感覚もないまま、浅間山のピーク(804m)に到着する。かつて浅間神社が祀られていたという場所である。三角点があるが、あまり見通しは良くない。
浅間山を下っていくと大平台との分岐がある。足下には赤いクサボケの花が咲いている。新緑も綺麗だ。大きなヤマザクラの木があり枝いっぱいに花を付かせている。ちょうど見頃なのだろう。多くの登山者がここで足を止め、写真を撮っている。ちなみに下から上がってくる登山者は多く、良くすれ違う。どこまで行くのだろうか。 道は徐々に狭くなり、雑木林の登山道となる。日差しが遮られ、足下には石が多くなり歩きにくくなる。湯坂城趾を通過し、道なりに進んでいくと車道に出る。
車道の湯本方面はすでに渋滞が始まり、車の行列ができている。車道の路側帯を歩いて湯本方面へ向かった。橋を渡ると、やがて商店街に入り、梅干し屋に立ち寄ったりしながら、のんびりと進んでいく。箱根湯本駅の近くまで来ると、商店街の裏手の方へ行き、橋を渡って目の前の湯本富士屋ホテルに向かう。今回はここがゴールとなる。 湯本富士屋ホテルでは、ちょっと贅沢に温泉とランチビュッフェを楽しむ。実はこちらの方が今日のメインイベントだったりする。山ではそれほど汗をかくことはなかったが、温泉に入って疲れを癒し、多彩な料理で体力の回復を計った。
Camera:CANON EOS 6D
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