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湯坂路-神奈川県の山

湯坂路-神奈川県の山

鎌倉古道を下山する

鎌倉古道を下山する

【湯坂路をゆるゆる下る】

湯坂路をゆるゆる下る

山行情報
日程 2017年4月15日(土)
山名(山域) 鷹巣山(箱根周辺
入/下山地 湯坂路入口/箱根湯本
メンバー 山地、千葉、岡西、大冨、小寺、福島
行動時間 2時間45分
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.7km 191m 889m --歩
湯坂路マップ

コース(タイム)

湯坂路入口(9:18)-(9:39)鷹巣山-(10:03)浅間山-(12:05)湯本富士屋ホテル

 《山概略》
 神奈川県箱根にある鎌倉古道こと湯坂路。主に湯坂路入口から箱根湯本の間の山道である。約8kmのコースで、鷹巣山、浅間山、城山と言ったピークがあるが、それほどアップダウンのあるコースではなく、街道であるため、登りか下りの一方通行となる。

 《アプローチ編》
 箱根湯本駅からバスに乗り、湯坂路入口で下車する。この際、運転手がオーバーランして50mほど行き過ぎて停車した。バスの乗車時間は20分あまりだったが、料金は730円もした。支払いはsuicaが使える。登山口はバス停よりも湯本側にあるので、まずはバス停の方まで戻り、通り過ぎたところの右手に山道が続いている。


湯坂路入口からスタート
【湯坂路入口からスタート】
   広い道は防火帯
【広い道は防火帯】

 《湯坂路へ》
 湯坂路入口にはハイキングコース案内図があり、今回のコースを確認する。尾根伝いの単純なコースで、要所には指導標が充実しているので、道に迷うことはないだろう。道は広く明るく快適だ。コースは防火帯となっているので見通しが良い。
 青空の下、ゆるゆると歩いて行くと、早くも最初のポイントに到着する。鷹巣城跡である。秀吉の小田原攻めの際に北条側が建てた城の一つである。史跡は何もなく、整地された広場のような場所があるだけである。鷹巣城跡は鷹巣山のピークで標高は834mとなっている。

ほとんど下りコース
【ほとんど下りコース】
   浅間山(804m)、三角点有り
【浅間山(804m)、三角点有り】

 尾根の下りが始まる。ほとんど下りのコースというのも珍しいが、小湧谷との分岐を通り過ぎると次のピークへの登り返しが若干ある。しかし、それほど登ったという感覚もないまま、浅間山のピーク(804m)に到着する。かつて浅間神社が祀られていたという場所である。三角点があるが、あまり見通しは良くない。

新緑も鮮やか
【新緑も鮮やか】
   後半は石畳の道
【後半は石畳の道】

 浅間山を下っていくと大平台との分岐がある。足下には赤いクサボケの花が咲いている。新緑も綺麗だ。大きなヤマザクラの木があり枝いっぱいに花を付かせている。ちょうど見頃なのだろう。多くの登山者がここで足を止め、写真を撮っている。ちなみに下から上がってくる登山者は多く、良くすれ違う。どこまで行くのだろうか。
 道は徐々に狭くなり、雑木林の登山道となる。日差しが遮られ、足下には石が多くなり歩きにくくなる。湯坂城趾を通過し、道なりに進んでいくと車道に出る。

車道に降りて駅まで舗装道
【車道に降りて駅まで舗装道】
   橋から列車が見える
【橋から列車が見える】

 車道の湯本方面はすでに渋滞が始まり、車の行列ができている。車道の路側帯を歩いて湯本方面へ向かった。橋を渡ると、やがて商店街に入り、梅干し屋に立ち寄ったりしながら、のんびりと進んでいく。箱根湯本駅の近くまで来ると、商店街の裏手の方へ行き、橋を渡って目の前の湯本富士屋ホテルに向かう。今回はここがゴールとなる。
 湯本富士屋ホテルでは、ちょっと贅沢に温泉とランチビュッフェを楽しむ。実はこちらの方が今日のメインイベントだったりする。山ではそれほど汗をかくことはなかったが、温泉に入って疲れを癒し、多彩な料理で体力の回復を計った。

付近の山 明星ヶ岳(2001.1.13)、駒ヶ岳(2000.1.29)、幕山(2004.5.8)

立ち寄り湯情報
 
湯本富士屋ホテル★★★★
場所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1(TEL:0460-85-6111)
泉質:単純アルカリ泉(源泉45℃)
料金:4,370円(ランチ+入浴プラン)・時間:11:30~15:00
休館:年末年始
露天:有
Camera:CANON EOS 6D

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