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諏訪山-日本三百名山 諏訪山-日本三百名山 西上州最奥の信仰の山 西上州最奥の信仰の山 【眺望のない諏訪山頂上】
コース(タイム)楢原登山口(7:20)-(8:34)湯ノ沢の頭-(9:23)三笠山-(9:52)諏訪山(10:27)-(11:43)湯ノ沢の頭-(12:41)楢原登山口
《山概略》
《諏訪山へ》 登山口には三笠山普寛堂があり、その右手にはトイレもある。登山準備をして早速出発。お堂の左側に登山道がある。昨夜まで雨が降ったようで、足下は濡れているが、この日は晴れの予報で天気は心配ない。 登り初めは沢沿いの道である。左手の奥に10数メートルの滝が見えているが、特に名前はないのだろう。苔むした岩や落ち葉の落ちた道を上っていくと、物置小屋のようなお堂の前に出る。古いものではないが、今でも信仰的な登山が行われているのだろうか。祠はその後もいくつかあったが、半分は壊れていた。
道は谷から尾根に変わり、右手にトラバースして、再び尾根の登りとなる。要所要所に諏訪山を示す指導標がある。ガスが出ているが、空は晴れていて、紅葉もピークを迎えている。 登り初めは急坂が続いたが、やがて緩やかな登りとなる。いくつかのピークは巻き道ができていて、歩きやすい。いくつめかのお堂からは、その左下に降りていく。ここからが難所で、急なハシゴの下りがある。岩場を回り込み、やせ尾根を進むと、Vの字の巨木がある。見上げると黄色の葉が生い茂っている。
巨木の先に湯の沢の頭があり、浜平からの登山道と合流する。ここで山頂まで半分くらいの距離だろうか。指導標には距離や時間が書かれていないので分かりにくい。引き続き高低差の少ない尾根を進んでいく。
前方に木々の隙間から山のピークが見えてくる。諏訪山だろうか。ニセピークの三笠山があるので、目の前のピークには期待しないで進む。道は岩場に突き当たり、ロープを使ってその岩を登っていく。岩の上は眺めが良く、雲の先に浅間山や荒船山が見えている。 岩場は続き、今度はハシゴを使って登っていく。このような岩場を登っていると、西上州に来たんだとあらためて実感する。西上州の山はほとんど岩のピークで高度感を得られるのである。はさらにロープで岩を登るとお堂のあるピークに出る。ここが三笠山のピークのようだ。眺めが良く三角点がある。
後から分かるのだが、今回のコースでは三笠山からの眺望が唯一と言っていい。それを知らずに、じっくり風景を楽しむこともなく先に進んでしまったため、帰りにあらためて風景を撮影することになる。 三笠山からロープを伝って下り、再び樹林帯に入り道なりに進んでいく。道は荒れ気味で倒木が多い。それ程急な登りもなく、諏訪山の山頂(1549.4m)に到着する。山頂は樹林に覆われ周りの眺望からは遮断されている。期待していた正面の御巣鷹山は全く見えない。
ここまで山の中では誰とも会わなかったが、山頂には1人の女性がいた。話を聞くと三百名山狙いで福岡から来たと言う。福岡発で日本全国の三百名山を狙うとは恐れ入る。このあと福島の山へも行くそうだ。 山頂では、直前に調達したiPhone用のパノラマ撮影雲台で360度の写真撮影を試した。ホームページ上にどのように載せるかはまだ検討中である。山頂には30分あまり滞在し、来た道を戻った。 Camera:CANON PowerShot S100
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