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ミツバ岳・権現山-神奈川県・丹沢の山 ミツバ岳・権現山-神奈川県・丹沢の山 富士とかわいいミツマタの花 富士とかわいいミツマタの花 【富士とミツマタ】
コース(タイム)浅瀬入口バス停(08:23)-滝壺橋-(09:59)ミツバ岳-(11:18)権現山(11:58)-(13:40)浅瀬入口バス停
《山概略》
《ミツバ岳へ》 バス停から来た道を少し戻ると、右手にトンネルがあるので、そこに入っていく。トンネル内は照明があるが、足元が暗く見えにくい。狭い歩道を歩いて通り抜ける。トンネルはいくつか通るが最初のこのトンネルが一番長い。丹沢湖に沿った道がしばらく続き、左手に二か所ある駐車場はいずれも満車で、入りきれない車が右往左往している。ここの駐車場に停めるには、遅くとも朝7時には来なければならないようだ。 滝壺橋に差し掛かると、右手に細い滝が見えている。そして、橋が終わったところのフェンスと石垣の間の隙間が登山口である。ぞろぞろ人が歩いているのでわかりやすい。
滝壺橋の登山口からは、いきなりの急登である。尾根のつづらを右へ左へと進み、高度を稼いでいく。前後を歩く登山者は多く、ペースはゆっくりだ。樹林帯の中を黙々と歩いて行くと、さっそくミツマタの花が現れる。丸い形のかわいい花である。周りからもカワイイの歓声が聞こえる。思わず写真を撮るが、まだまだ序の口である。山頂付近にあるであろう大群落を期待する。 植林帯を抜けて落葉樹林に入る。新緑にはまだ早く、木々の隙間からちらりと富士が見える。急登が落ち着き緩やかな道になると、地面にうっすらと残る雪がみられる。山頂が近くなると、一面黄色に染まったミツマタの群落に突入する。
ミツバ岳(834m)のピークに到着するも、ミツマタの撮影に必死で、三角点の確認を失念してしまった。ピークの西の方に行くと、富士をバックにミツマタの花を撮れるポイントがある。この時期の富士は半分ほど冠雪が残り、最もきれいに見える時期ではあるが、ミツマタの花がそれをさらに引き立てている。また、場所によってはミツマタの花に雪が残り、ミツマタの花自身が冠雪しているところを見ることもできる。 さんざん写真を撮って、ようやく権現山の方へ移動する。多くの登山者はミツバ岳で引き返すようで、権現山へのルートは歩く人が極端に少なくなる。 権現山への稜線上もミツマタがちらほらと見られる。ミツバ岳分岐に指導標があり、丹沢湖方面へ進むとすぐに権現山(1018m)山頂となる。二等三角点の標柱がある。広い陽だまりの山頂で休憩している人が多い。適当な場所で我々も昼食休憩にする。
権現山から丹沢湖方面の下りも急坂でゆっくり慎重に下る。迷いやすい道とコースガイドには書かれていたが、指導標が何か所かあり、道は明瞭だ。神奈川県が立てた水源の森林という杭もある。ミツマタの群落はところどころにある。ほぼ下り一辺倒の道だが、小さなピークが二か所ほど有り、登り返しがある。
正面に不老山や丹沢湖が見えてきて、やがて揚水施設の上に出る。植林帯に入るところで鹿よけ柵のゲートがあり、そこに「権現山まで踏跡不明瞭初心者の通行不向き」と掲示板がある。 植林帯を抜けると、最初にくぐった落合トンネルの上に出て、車道に降りる。浅瀬入口のバス停で時刻を確認すると、一時間余りの待ちだった(11:15の次は15:00)。橋を渡って丹沢湖記念館に行き時間をつぶした。館内でダムカードを入手できた。ダムは三保ダムである。 バス停に戻ると、10人ほど並んでいた。ようやく来たバスは二台連なってきた。四時間に一本のバスが二台来るというのはどうも解せない。なぜ二時間に一本にしないのか。バスで山北駅まで行き、駅前の町営さくらの湯で汗を流した。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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