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丹沢の山−源治郎尾根

丹沢の山−源治郎尾根

ピーク無く尾根から尾根へ...

ピーク無く尾根から尾根へ...

【源治郎尾根の"草原"から】

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山行情報
日程 2009年01月11日(日)
山名(山域) 源治郎尾根(丹沢)
入/下山地 戸沢山荘
メンバー 山口、伊達、鶴岡、大山、木村、福島
行動時間 6時間40分
歩行
距離
登り
下り
歩数
5.2km 836m 836m 18,625歩

コース(タイム)

渋沢(8:00)=戸沢山荘(8:56)−(11:59)岩の見晴台(14:12)−(15:37)戸沢山荘=渋沢

 《山概略》
 9日に一日中雨が降り続いた。この調子だと丹沢にはかなり雪が降り積もったことだろうと思い、週末は丹沢へ行くことにした。仲間との調整で、相変わらずどこの山へ行くか紛糾したが、源治郎尾根を登ることになった。

 《アプローチ編》
 当日は、渋沢駅に8時集合。久しぶりに電車での移動となった。電車での移動は気が楽で良い。このところ車で移動するのが億劫になってきている。渋滞があるため山で歩く以上に疲れるからだ。世間では車が売れなくて経済危機だと騒いでいるが、街中を走る車の数はまるで減る気配がない。そんな中で電車での移動は時間に狂いはないし、移動中に読書などできて快適だ。
 渋沢駅では、どた参の鶴岡さんが車で登場した。予定では大倉までバスで行くはずだったが、その先の戸沢山荘まで皆を乗せてもらうことになった。その数5人。定員オーバーかと思われたが、車は7人乗りであった。  車は途中大倉で、体調が悪く一般ルートを歩くという大山さんを降ろし、戸川林道を走った。大人数が乗って車が沈んだのか、何度か車底を擦りながらなんとか戸沢山荘前の駐車スペースに到着。

 《源治郎尾根へ》
 戸沢山荘前を5人が出発。駐車場出口の斜面だけが氷が張っていてツルツルに滑る。林道を更に奥へと進み、本谷第1号の堰堤を右にみてその先で沢を渡る。源治郎沢入口の標識に従い道なりに進んでいく。尾根の登りが続くが、トラバースに続いている道を無視して、そのまま尾根を登っていく。かなり急な登りがひたすら続く。まわりは杉の植林で、整然と杉が並んでいる。この尾根が源治郎尾根と言うそうだ。


植林の急坂 【植林の急坂】

 杉の植林の急坂が続く。尾根を忠実に登っていけば迷うことはない。

 ひとしきり眺望のない尾根を登っていくと、仲間が"草原"と呼んでいる場所に出る。草原と言っても斜面ではあるが、杉の植林からは抜け出て陽が当たり、眺望も良い場所だ。そこで小休止する。南側の眺望がよく見え、本谷沢ではしばらくヘリが旋回していて騒がしかった。
 "草原"から更に尾根を登り続け、ササ藪に突き当たる。踏み跡はないが、とにかく強行突破で10mほどの藪を突き抜けていくと、再び開けた場所に出る。
 突然ひとりのご婦人が降りてきて、我々を見ると、この尾根を人が登ってくるのをびっくりした様子だった。こちらも女性がひとりで降りてくるのには驚かされた。この日この尾根で会ったのはこの女性だけだった。
 高度が上がってくると、足もとには雪が増えてくる。しかし積雪は10cmもなく、期待したスノーハイクにはならなかった。

岩の見晴台 【岩の見晴台】

 眺めのよい見晴台で、鍋を囲んだ。2時間滞在したが誰も通らなかった。

 仲間が"焼酎岩"と呼んでいる岩場の見晴台に到着。大倉尾根を歩いてきた大山さんはすでに到着していた。ここで昼食休憩とする。この日は共同食料で海鮮鍋を囲んだ。ピクニック気分で滞在時間は2時間以上となった。
 "焼酎岩"を後にし、大倉尾根と合流する。今回は山頂を踏むこと無くそのまま下山する。花立山荘を通過し、人の多く行き交う大倉尾根をしばらく下る。道が左右に分かれ、左手の天神尾根方面へ進む。道標には戸沢まで45分と書かれている。急な下り坂はあっという間に下りきり、戸沢の山荘前に帰着する。

花立山荘を通過 【花立山荘を通過】

 大倉尾根と合流すると、急に行き交う人が増える。丹沢の銀座通りを下る。

《登山道の風景》
戸沢山荘前広場 源治郎沢入口 道無き藪を突破
 【戸沢山荘前広場】
 【源治郎沢入口】
 【道無き藪を突破】

付近の山 塔ノ岳(2000.08.19)、三ノ塔(2008.09.06)、 セドの沢左俣(2008.09.13)、
丹沢主脈縦走(2008.06.07)

Camera:Canon IXY 910is

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