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三ノ塔からヨモギ平−丹沢 三ノ塔からヨモギ平−丹沢 深まる秋にヨモギ平で蔘鷄湯 深まる秋にヨモギ平で蔘鷄湯 【三ノ塔山頂から塔ノ岳方面】
コース(タイム)横浜(6:40)=(8:57)ヤビツ峠−(11:24)三ノ塔−(12:24)ヨモギ平(13:44)−(15:18)ヤビツ峠=(16:57)さざんか(19:25)=(20:38)横浜
《山概略》
《三ノ塔へ》 バスはヤビツ峠に到着したものの、仲間が来るまで時間があるので、岳ノ台の方まで行くことになった。岳ノ台ハイキングコースと書かれた指導標横のコンクリートの階段を上り、緑の斜面を進んだ。ひと汗かく頃にあずま屋のある高台に到着する。ここでは期待した眺望は得られなかった。ひと休みしてヤビツ峠へ戻った。 ヤビツ峠に戻ると、すでにバスは来ていてようやく参加者が全員揃った。四人でヤビツ峠の反対側の車道を歩いて富士見山荘の方へ向かった。20分ほどで富士見山荘が見えてくる。左手の塔ノ岳方面の道へ進む。この角には立派なトイレがあるが使ったことはない。また、遭難防止の大きな看板が目立つように立っている。その隣にはクマに注意する掲示があり、付近での出没情報のビラも貼られている。このところ山へはいる人が増えたためだろうか、このような注意を促す看板が至るところで見られるようになった。
コンクリの道を数分歩くとようやく右手に山道の入口が見えてくる。植林の薄暗い林の中へ入っていった。我々はとろいのだろうか、山の中を歩いていると、後続者から次々と抜かされていく。 林道を横切り二ノ塔への尾根を登る。紅葉樹の葉は落ち、明るい尾根である。振り向くと正面に大山が見える。稜線を左右に広げ、ここから見る大山は大きく見える。秋晴れのこの日は大山の登山道もにぎわっていることだろう。 尾根の途中に、「自然情報、発信中!」という掲示板があり、丹沢名の由来や、丹沢のほ乳類の一覧がある。丹沢を歩いていてもそうそうほ乳類と会うことはないが、先週遭遇したカモシカがウシ科に分類されているのは意外だった。 テーブルのある二ノ塔の山頂に到着する。この辺りは地面がぬかるんでいる。先日降った雪の影響か、霜柱が溶けたためのようだ。山頂では山ガールが休憩している。我々は写真だけ撮って先に進む。 三角点と避難小屋がある三ノ塔の山頂(1204.8m)まではそれほど時間はかからず到着する。風が強く帽子が飛ばされそうである。しかし周りの眺めは素晴らしく、西丹沢の奥にはすっかり白くなった富士の姿が見られる。初めて来たという二人組の若い男性は素っ頓狂な声で感動を表していた。
《ヨモギ平へ》 三ノ塔から先は木がないため、稜線は吹きさらしである。北尾根を下り、地蔵が立つところで主稜線と別れ、右手の尾根へ下っていく。地図には赤線は無いが、道はしっかりと付いている。下り始めると風の影響はなくなり、穏やかな山歩きとなる。ほとんど人の入らない尾根だが、ひと組だけ下から登ってくる男女とすれ違った。声をかけると、ヤビツ峠に車を駐め、札掛けから登ってきたという。我々と逆のコースだが、彼らの方が尾根を最初から登っており、距離はかなり長くなる。 下りの尾根が緩やかになり、ちょっとした原に出る。そこがヨモギ平である。周りはヨモギではなくブナの木に囲まれている。以前は一面緑のヨモギ平に来たことがあるが、今回は一面茶色である。雰囲気としては今回の方が良い。 ヨモギ平で大休憩を取る。昼食はカップ麺を食べた。キムさんがレトルト蔘鷄湯とマッコリを持ってきていて、味合わせてもらう。蔘鷄湯は骨まで溶けていて美味しかった。今回は車ではないので、マッコリなど酒もいただくことができた。
ヨモギ平で一時間余り過ごし、BOSCOキャンプ場の方へ下っていく。後半は植林帯の暗いつづらが続く。すでに冬期休業となっているキャンプ場の敷地に降りて、河原で小休止する。キャンプ場から茶屋までは車道を歩き、左手の涸れ沢(造成している)に進み、ヤビツ峠までは谷伝いに登っていく。林道をそのまま登るよりはショートカットになっているはずだ。道は荒れているが、気がついたら峠の駐車場の真下まで来ていた。 秦野駅行きのバスは15:51があり、それほど待たずにやって来た。朝とは違い乗客は少なかったが、発車する頃には満員になっていた。秦野駅から隣の東海大学前駅で降り、先週も行ったさざんかという温泉へ立ち寄った。
Camera:SONY DSC-WX1
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