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三ッ峠山-山梨県の山

三ッ峠山-山梨県の山

富士を眺めて尾根を縦走

富士を眺めて尾根を縦走

【三ッ峠山から御坂山地】

三ッ峠山から御坂山地

山行情報
日程 2019年12月14日(土)
山名(山域) 三ッ峠山(富士五湖
入/下山地 三ッ峠登山口/河口湖駐車場
メンバー 林夫妻、萬濃、浜岡、岡西、福島
行動時間 6時間13分
歩行
距離
登り
下り
歩数
13.1km 832m 1,226m 2,3358歩
三ッ峠山マップ

コース(タイム)

三ツ峠登山口(09:39)-(11:28)三ッ峠山-(14:17)霜山-(15:08)天上山-(15:52)河口湖駐車場

 《山概略》
 三ッ峠山は山梨県中央部にある御坂山地にある標高1785mの山。山頂付近には、開運山、御巣鷹山、木無山の三つのピークがある。古来、現在の三つ峠駅方面からの登山道が修験道として発達したが、河口湖側の三つ峠登山口までバスが走り、そこからが最短ルートととなる。山頂付近にはラジオ局のアンテナが立ち、眺望の山である。日本二百名山、山梨百名山に指定されている。

 《アプローチ編》
 毎年恒例の忘年会登山。8:55に河口湖駅集合。自分は車で河口湖の無料駐車場に停め、河口湖駅まで歩いた。河口湖駅からは9:05発の三つ峠行バスに乗車。この時期は天下茶屋まではいかず、三つ峠登山口までの運行となる。バスの所要時間は25分、運賃は740円。


三ツ峠登山口でバス下車
【三ツ峠登山口でバス下車】
   林道歩きが続く
【林道歩きが続く】

 《三ツ峠山へ》
 三ツ峠登山口のバス停は三差路になっており、バスはそこで折り返す。我々6人は準備を整え出発。しばらく舗装道を歩く。舗装道がダートになると、その周辺は一般車の駐車場で、あちこちに車が停まっている。この時間帯でも若干空きスペースはあるようだ。

三ツ峠山荘のテラスから
【三ツ峠山荘のテラスから】
   山頂直下は工事中
【山頂直下は工事中】

 この日は快晴で、気温も思ったより低くはなく、地面も凍り付いてはいないようだ。道脇には霜柱が見られる。林道を道なりに登って行くと四季楽園の看板があり、やがて三つ峠山荘の前に出る。山荘前のテラスからは正面に富士山が見られる。富士手前の尾根は今日歩く尾根である。富士の左手には一昨年同時期に登った倉見山や杓子岳、御正体山を見渡すことができた。
 三ツ峠山荘の先に小広い場所がある。無名のピークだろうか、方位盤が据えてある。この日はそこに書かれている山はほぼ見えているようだ。南アルプスの甲斐駒や、鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクがくっきり見える。

急登を振り向くと御坂山塊
【急登を振り向くと御坂山塊】
   三ツ峠山頂
【三ツ峠山頂】

 山荘の前を通り、三ツ峠山頂直下の急登に取り付く。その急登の入り口では登山道の整備が行われ、階段状に砂利を敷き詰めていた。工事中ではあるが登山者は通してくれた。上の方はすでに工事が完了し、歩きやすくなっていた。
 大きな電波の反射板が2枚立ち、そのあたりで振り向くと御坂山地の山なみを見渡すことができる。ゆっくりと急登を登り切り、三ッ峠山の山頂(開運山・1785m)に到着する。山頂には、三ッ峠と書かれた大きな石碑や二等三角点、山梨百名山の標柱がある。富士の眺望もより広範囲に見えている。

鉄塔の下は好展望
【鉄塔の下は好展望】
   霜山のピーク
【霜山のピーク】

 この日のコースでは、三ツ峠山頂は中間地点ではなく、まだ4分の1ほどだ。緩やかな下りとは言え、長い尾根歩きがまだ続く。山頂を下り、三ツ峠山荘から天上山方面の尾根道を進む。進んですぐに富士が正面に見える休憩地があったので、そこで昼食休憩をとった。50分ほど滞在して歩行を再開した。
 尾根は下り一辺倒ではなく、意外とアップダウンがある。木無山(1732m)のピークを通過し、巻道のようなところは巻いてピークを回避する。鉄塔の下に出ると、周りの樹木が切り払われているので眺めがよくなる。西湖の方も見えてくる。さらに進み、霜山のピーク(1301m)に立ち寄る。三角点がある。

天上山への尾根歩き
【天上山への尾根歩き】
   河口湖の駐車場に到着
【河口湖の駐車場に到着】

 尾根道が続き、やがて林道を横切る。林道には車止めがあり、冬季閉鎖となっている。富士吉田側からここまでは入れるようだ。
 天上山のピーク(1140m)に着くころには、日が低くなり、夕暮れのようになってくる。小さな小御嶽神社がある。天上山を下り、ロープウエイの方へ下るが、ロープウエイは運休していることを駅で知っていた。仕方がないのでそのまま山道を下った。 護国神社に出て、階段を下り、指導標に従って河口湖の方へ進む。車を止めている駐車場はもう目の前だ。

付近の山 三ッ峠山(2012.10.14)、本社ヶ丸(2009.6.27)、高川山(2000.1.15)、黒岳(2008.6.14)、
節刀ヶ岳(2010.10.16)

立ち寄り湯情報
  紅椿の湯
紅椿の湯★★★★
場所:山梨県南都留郡道志村小椿3888番地(TEL:0554-20-4500)
泉質:カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉(PH9.03)
料金:1000円・時間:10:00~21:00、無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS 6D Mark II

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